ISOの取り組み

 

2012年度品質目標の解説

 

2012年1月11日 品質会議での報告

株式会社ビッドシステム

代表取締役 谷 径史

●品質方針の見直し

 当社は、2012年の年度品質目標の設定にあたり、品質方針の見直しをおこないました。
新しい品質方針は、以下の通りです。
「当社は、実情にあったIT化を目指す中小企業の皆様のために、スリムでシンプルな経営システムを構築・運営するシステムキュレーターとして、お客様専用のシステム開発部次長を目指します。
当社は、来るべき時代に適合した新しい情報文化の創造を追求します。 」
この品質方針は、昨年実施した品質システムの見直し作業の中で、当社の企業理念体系の再構築を経て設定されました。

●2011年の取り組み

 2011年は、「品質システムを改善し、従業員満足(ES)と顧客満足(CS)をともに向上させる」ことを年度品質目標に設定していました。
この品質目標を達成するために、具体的に以下の取り組みを進めました。
・品質システムの改善 → 新しい品質システムの構築
・従業員満足 → 企業理念体系の再整理
・顧客満足 → 顧客との関係の強化、パートナー会社との連携強化

 研修では、品質システムの再構築の作業とともに「ランチェスター戦略」を学び、マーケティングの戦略化を進めました。
こうした過程で、幾多の成果がありました。当社のこれまでの歩んできた道のりを見直すことで、当社の強み、当社がもっとも効果的に貢献できるターゲット層、及び当社が考えるWinWinの営業戦略がより明確になり、ソフトウェア製品ラインアップも整備されました。
とはいえ、道半ばというのが実態です。
ランチェスター戦略は「弱者の戦略」といわれていますが、1対1で勝負し勝利する実力がないと何も始まりません。
マーケティングの戦略化は、実際の経営戦略にまでの展開(目標管理)は、なかなか困難であり、まだまだ不十分でした。

●2012年の品質目標の背景

 新しい品質システムの構築を経て、2012年の品質目標を検討するに際し、以下の点を留意しました。
・昨年見直しを進め、再確認してきた当社の企業理念体系、及び品質方針と整合していること
・目標が具体的であり、時に適っており、日常的に検証できること

 「私たちの仕事は本当にお客様に役立っているのか、お客は当社に仕事を依頼して喜んでいてくれているのか」こういったことを率直に見直すことが重要です。
以上が、2012年品質目標設定の背景です。

 2012年、当社を取り巻く環境は、かつてなくダイナミックでありエキサイティングです。
多様に展開されるプロジェクトを適切にコントロールし、互いの能力を高め、お客様の経営に実際に役に立ち、お客様に喜んでいただけるソフトウェア製品の開発に邁進しましょう。

以上